わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

4日目: 本「HTTPの教科書」を読んだ

HTTPの教科書

HTTPの教科書

11月の下旬頃にkindleストアで翔泳社の技術本が半額セールがやってた。この本はその半額セールの前に自分で本で買ってしまってた
くやしいいいいいいいいいいい。

いや欲しかったから買ったので、買ったことは後悔してません。

感想

本のタイトル通りHTTPとは何ぞやを説明した本。本当ならHTTP自体基本的な内容でありながら奥が深いので、もっと分厚くなってもいいはずなんだけど、あくまで教科書的な内容に押さえることでまぁ一日もあればざっと読めるくらいの軽めの本になっている。

すごく読みやすくて絵もかわいい。絵もかわいいけど絵ばかりじゃ軽すぎるし、かといって文字ばかりでも寝ちゃうしで、その辺のバランスがよくて割と本を読むのが得意じゃない私でも読みやすかった。

特に私がいいなと思った章は7章のHTTPSの説明のところだ。技術的にマッチョな人からすると物足りないかもしれないけども、「そもそもブラウザでアクセスするときにいちいちHTTPかHTTPSか気にしてないんですけど」な人だった私*1からすると何がどう違うの?どんな通信を行ってるの?という気持ちだったので、分かりやすく書いてくれていて良かった。

技術者ならそのくらい知っとけやとか、HTTPのまんま通信してたら情報引っこ抜かれて危ないでしょうがとか言うけどさ、例えばそういう当たり前の情報をどうやってどこから得るのよ、知識として蓄えんのよって話になると、教科書的な内容ってウェブじゃ断片的だし、本だと分厚いのばかりで情報にたどり着くまでに時間がかかったり、ちょうどいいのが思ったよりないんだよね。技術者になる人がみんな大学や専門学校でwebプロトコルのことを勉強する訳ではないが、なった以上はどこかで仕入れないと話にならないので、こういう本はありがたい。

実はまだHTTPヘッダーの章だけ読んでない。でもこの本で一番ページを咲かれているのがヘッダーのところなので、ちゃんと読まなきゃなー。

*1:自分がwebサービスを何か作る立場になって初めて意識するようになった。HTTPとHTTPSで何が違うのかなーくらいには思ってたけど。