わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

5日目: 映画「東京ゴッドファーザーズ」を観た

これもまた今敏監督の作品。
パッケージだけ知ってて観たことがなかったので、借りてきた。

あらすじ

クリスマス・イブの夜、ホームレスのギン、ハナ、ミユキの3人はゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけたが、思いがけず赤ちゃんを拾ってしまう。「清しこの夜に生まれた子だから『清子』よ」とハナが名付け、自分で育てると言い張るが、何とか説得をして親探しに出かける。

感想

パプリカと違い、こっちはもう少し現実寄りの話。ホームレスの3人がそれぞれ経験してきた人生も少しかいま見ることが出来る。まぁ約2時間程度の作品に3人の人生を全部詰め込む訳にはいかないので、ちょっとだけとはいえよく挟めるなぁと思った。

ハナちゃんがオカマバーで働いてたときのシーンがあるんだが、そこで「ろっくでなし〜♩」と歌ってて、「なーんか鼻に豆を詰めて飛ばしそうな声をしているな」と思ったら、案の定声が梅垣義明だった。意外と私の耳が声を覚えてたらしい。割とオカマウェイを楽しんでる感じで、オカマが登場する映画って大体愉快だよなー、オカマが出てくる暗い映画知らないわーと思った。

ホームレスという立場にある主人公3人の方が暗く描かれそうだが、実際には終盤に出て来る母親が一番暗い。屋根がある家に住めるという意味では3人よりも恵まれているはずだが、心が圧倒的に病んでしまっていて『幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである。』というトルストイの「アンナ・カレーニナ」の一節を思い出した。*1

あと本当はホームレスの3人には帰ろうと思えば帰れる家があるようにも思った。三者三様で帰らない理由がある。その辺も割と面白い。


とりあえず5日目まで続いたぞ!
明日も一個映画の話をする。

*1:まぁ「アンナ・カレーニナ」読んだことないけどね。

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