わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

名義変更は色々大変だったので予めちゃんと準備しておくのがいい

前回の記事で結婚したことを書いたがそれに合わせていろんな名義変更の手続きをしていた。
私は働いているのであんまり平日に時間が取れない。休日などにまとめてやれればいいんだけれどもそれでも正直厳しい。その中で実際にどんなことをやっていたのかということを記事に残して他の人のためになればと思う。

やったこと

  • 必要書類の準備
  • 新しい名義の判子準備
  • 旧名義の判子準備
  • 各種届け出

判子はどの手続きをするにあたってもだいたい必要なので常に持っとくと良いのだが、必要な書類は必要な手続きによって違うので、まずは自分に必要な手続きを洗い出すことから始めることをオススメする。

私の場合は

  • 銀行
  • 証券
  • クレジットカード
  • 通知カード
  • 運転免許証
  • 会社への届け出
    • 新しい保険証の発行や税の納付に関する名義変更も含む
  • 奨学金
  • 公共料金

が該当する。加えて会社への届け出に関しては夫も必要なので、ものによっては必要書類を二部用意しなければならない。ここは夫にも予め何が必要か聞いておくとスムーズになる。

書類の申請は役場だし、銀行の名義変更は平日にしか行えないので自分の職場近くにあるならどこか自分の休憩時間を見つけ出しててそこで対応するしかない。 だが自分の職場の近所に受付があるということが正直レア、あっても結構歩くことが多いので私の場合はもう致し方なく有給を取ってまとめて変更しに行くことにした。

必要書類の発行

まず各種手続きにあたって必要な書類を役場で発行してもらう必要がある。私のときに必要だった書類は以下。

  • 婚姻受理証明書
    • 銀行など各種手続きで必要
  • 住民票
    • 会社の各種手続きに必要
  • 戸籍謄本
    • 証券の名義変更手続きに必要

しかし戸籍謄本に関して言えば入籍して1週間以上経ってもまだ発行できないと言われた。発行の日は入籍してから約2週間程度経たないと登録作業がまだ終わってなくて発行できない。婚姻受理証明書などは問題ないので、その場で発行申請すれば出してもらえる。

ちなみに私が婚姻届を出したのは土曜だった。もし婚姻届に不備があって受理されてなかったら、当然婚姻受理証明書は発行されないので、そもそもの婚姻届の方をちゃんと出しておくこと。あとで聞いた話だが、実際に提出する数日前に一回役所に問題ないか仮提出みたいなものをして土日に無事受理してもらうようにするらしい。

新しい名義の判子準備

普段はんこ屋さんにはそうそういかないので場所がわからないと思いつつ、まぁだいたい銀行の近くにはんこ屋は絶対一軒はあるだろうと思ってまずは銀行に向かった。Googleマップを開いてはんこ屋さんを探してみたらやっぱり銀行のすぐ近くにあってそこに飛び込んだ。たぶん私が変わった苗字は比較的メジャーなので見つかりやすいんだが、もしなかった時が結構悲惨で実際困ると思う。 逆にメジャーすぎてもそれはそれで大変ですぐ売り切れるんじゃないかなあと思っていて私の時は実際ある種類のハンコだと売ってなかった。私はたまたま名義変更当日に探してもハンコは見つかったが、できれば新しいハンコは書類提出より前に探しておくことをおすすめする

運転免許証の更新

婚姻受理証明書を見せて籍が変更になったことを証明する必要がある。手続自体は住所と新しい名前をちゃんと書いたら終わり。

銀行の名義変更

私は3つの銀行口座を持ってて、一個は閉じるつもり、残り二個を名義変更するつもりだった。閉じるときは名義の変更も関係なく普通に旧姓の名義のハンコと通帳があれば閉じれた。問題は2つで、うち一個は単純に名義変更する手続きは紙に書くだけで済んだが、一個がややこしかった。

ややこしい一個はクレジットカード付きのキャッシュカードで、しかもクレカの有効期限が近かったので再発行手続きがすでになされた直後だった。

銀行員の人が慌ててて、再発行手続きには約2週間ほどかかるという。すでに発行手続きが済んだ分については私の手元についてからカードにハサミを入れて処分してくれと言われた。再発行手続きの間、自分のキャッシュカードが手元にない状態になるのでお金が紐付いた口座から引き出せない。ハンコと通帳があれば引き落とせるけど、ATMからは引き落とせなくなり、これが辛いので、銀行員の人には今のうちに本当に必要な金額を引き落としておくことを強くオススメされた。実際このあととても困ることになる。

まぁ結婚したから名前が変わったってこと自体は婚姻受理証明書で証明十分とされるし、手続きも新しいはんこを押して書類を出すだけで済む。

会社への届け出

婚姻受理証明書などを添付するだけでなく、健康保険証などの再発行手続きをするために保険証の提出が求められる。この保険証の再発行手続きでまた困ることになる。

クレジットカードの名義変更

これは本当にものによるんだが、インターネットから手続き可能なものと電話必須のものとがある。どちらから行っても最終的に自宅に書類が届くので、届いた書類に住民票などのコピーを添付して提出することになる。

押す必要のあるハンコは旧姓も新姓もどっちもいるパターンがおおかった。

公共料金、奨学金の名義変更

これも本当にものによる。インターネットで完了したり、電話で必要書類を送付してもらえるように連絡したり、直接店舗に向かう必要があるパターンもある。

auは少なくとも店舗まで行く必要があった。婚姻受理証明書と住民票のどっちを見せたかを忘れたけど、新しいハンコも合わせて書類にいろいろ記載して提出をした。

一旦、ここまでで手続き自体はできた。しかし、新しい保険証や銀行カードの発行に時間がかかることが計算から漏れてて、次の項目で困った。

保険証や銀行のカードがなくて困ったこと

結婚式の新札発行

これが地味に困った。

思い込みがまずかったんだが、ゆうちょ銀行では実は新札両替ができない。基本的に三菱東京UFJやみずほ、三井住友などの銀行や都市銀行でしか両替に対応してないと郵便局の窓口で知った。お金自体は郵便局から引き落とせたが、新札ではないのでどこかの銀行で両替するしかなく、口座持ってる銀行も近くになかったし、どっちにしろ通帳と印鑑を持ってなくて、仕方ないから口座がない銀行に行って手数料を払って両替した。

両替ができなくて困ったわけじゃないけど、カードがないとこういうときに困るんだなと思った。

通院時に保険証がない場合の対応

私が保険証を申請したのが3月頭だったのだが、年度末に申請したのが理由で通常2週間程度で届くのが3月の本当の終わりまで届かなかった。その間に定期検診で通ってる病院に行かないといけなくて、保険証がないから一時的に全額払うことになった。その後も、保険証がいつ届くのか当時ははっきりしなかったので、一旦健康保険被保険者資格証明書を発行して、それをあとから病院に提出し、3割負担分にして一部返金してもらった。


以上、やってること自体は事務作業だからモノ自体が難しいわけじゃないけど、そんなにしょっちゅうやるものじゃないので割りと面倒だったし、リードタイムをミスるとお金を少し無駄にしちゃうので、予め気をつけてたほうがいい。