わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

結婚式準備の話(その1: 式場決定まで)

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先月、結婚式を行った。
今年の夏は熱中症で多くの方が亡くなられたりしたので、私達の式でも大変なことになるんじゃないかと内心ドキドキしていたが、当日はとても涼しく晴れた日で良かった。

最近ブログ書いてないけど何書こうかなとTwitterでつぶやいたら友人から「挙式について書いてください!裏話とか準備とか興味ある」とのことだったので、当時のことを思い出しながら時系列順に書いていく。

式を挙げることになったきっかけ

どういう要件で電話したか忘れたが、夫が私の父に電話した。その前に夫と二人で結婚式挙げたい?と話していて、お互いに言うほど興味ないことは確認していた。「お金かかるし、めんどいよねー」みたいなことを話した記憶がある。とはいえ、うちの両親らはどう思ってるんだろうね?とも言ってたので、電話したついでに聞いてみようって話になった。

父からの電話の声をずっと聞いてたわけじゃないけども、いよいよ式をどうするか夫から切り出したとき「当然するでしょう!」だけは本当によく聞こえてきたw

その場で思わず苦笑してしまったが、電話を切ったあとに夫から「やりましょうか」と話されて「せやな」みたいなことを答えた。

ここから式場を探し始めた。

式場探し

式場を探すといっても、お互いに興味が無いのだから式場のあてもない。どうしようかと思ってたら式場探しのお店みたいなのがあったはずだと夫から言われたので、じゃあそれでいいやーと専門業者に依頼することにした。といってもいきなり業者からお金を取られるわけではないので、まずはネットで式を探してくれるサイトを探して、そこから店舗を見つける方法を取った。

hana-yume.net

で、あたったのがここ。ここのサイトから新宿にお店があることがわかったので、早速次の土日くらいに予約して向かった。

当然だが店に行ったらカップルだらけなわけで、開始時点からそわそわした。まだ入籍してないけどこれからどこで式挙げようかなーと迷ってる感じの人達が多かった印象だった。私達はすでに入籍を済ませていて、指輪も自分たちで決めちゃったあとだったので、私達以上に何も決まってない人たちが相談しに来てる感じだった。ちなみに担当者の方からすると、迷ってこられる方がほとんどなので指輪も決めてほしい感じの人は多いらしかった。

予約の時間になると担当の人が来たのだが、なんか超パワフルな感じの人が来て、とりあえず全部任せてしまおうかなという気持ちになった。そこでいくつかイメージ画像を見せられて、その中で自分たちが一番いいイメージを持つものを選べと言われた。一応私も夫も自分の中には何か式に対してのイメージがあるわけだが、ここでいうほどイメージが違わなかったのが意外だった。ここで喧嘩になる人もいるんだろうなと内心思いながら、渡したイメージに合う式場をいくつかピックアップしてもらった。その際に予算も聞かれたので、お店に行く前にいくら出せるか二人で話し合っておいたほうがいいと思う。

確かこのときに私達が式場に伝えたイメージは「明るい」「ご飯が美味しい」「あんまり余興はやりたくない」だったはず。夫からは「窓がほしい」という話が出てて、私からは「明るいのがいいけど、丸見えって感じは嫌だ」みたいなことを言った。実際にピックアップしてもらった中には、窓があって明るいけど、挙式会場の周り全部が窓でカーテンとか一切ない感じのところとかがあって、これは嫌だと伝えたりした。あと友人が挙げた式場も含まれていたので、そこは避けたいという話もした。

いくつか除外しつつ最終的に4つに絞って、その式場に見学に行くことにした。次の土日が空いてると話したら、1日2式場に分けて予約を入れられた。これが凄まじくハードだった…。

この時点では、式場見学の予約で終わり。

式場見学その1

会社の先輩から「デート代わりに式場見学予約しておいて、美味しいご飯だけ食べて帰るっていうのをよくやってた」と聞いてたんで、ご飯を期待しまくって行った。初日は特にご飯がおいしいことで有名なホテルだったのと、無料見学にフルコース付きというところだったので土曜の朝9時集合で早かったけど頑張って起きた。

そのホテルにはキリスト教形式の教会が中に併設されていて、そこで賛美歌とかを聞いたり、ブーケトス体験だったりをした。でもその挙式には驚くほど心響かなくて終始( ´_ゝ`)フーンという気持ちだった。やっぱりテンションがあがったのはご飯で、昼間からワイン飲んでフルコース食べるのがとても楽しかった。が、この時点でかなり力が消耗していた。一回の式場見学に4時間くらいはかかる。いくら自分たちがもてなされる側とはいえ、目的が結婚式会場を探すことなので、やはり少しは肩肘張る。普段、土日は家でまったりしている人なので、土曜から全力出してる感じが割と辛かった。

料理も食べ終わったら、いよいよご成約のために向こうも攻勢をかける。今日の挙式だったらいくらで挙げられますよという話をされ、ご飯がおいしかったのでとても迷ったけど、次の式場も見て決めたいとその場では決めなかった。当日中に成約したときの割引プランも絶対に言われる。だが、それはどこに行っても言われる話なので、帰る時点では断って当日中に返事しますって言って相手の名刺だけもらっておいた。

この時点でだいぶ疲れてたけど、次の式場に行った。

式場見学その2

次の式場はレストランが併設されているところで、ここもご飯が美味しいことを言われていたが、最初の式場のご飯がかなり美味しかったので、これを超えるのは簡単じゃないのでは?と内心思っていた。この会場には最初の会場でフルコースを食べてくることが伝えられてたらしく、料理は少しだけ用意すると言われた。

結局、この会場に決めることになるんだが、一番の決め手は披露宴会場がすごくきれいだったことだった。土日で式を挙げるために貸し切りになる式場だったので、その日の見学も当日に上げるご夫婦がまだ挙式会場で挙式中のときに参考に見せてもらう流れだった。やっぱりそういうのだと当日どんな感じで披露宴やるのかイメージ付きやすいので、飾り方とか想像しやすかった。式場探し時点では料理が美味しいところが良かったんだが、たぶん私も夫も最終的には雰囲気が大事と思ってたらしかった。

あとこの会場の成約担当の人がだいぶ手慣れてたところはあった。残念なことにサンプルの料理が少し冷めてしまってたんで、これ出されると我々の友人が困るのでは?と思ってそのまんま伝えたけども、その後だいぶ盛り返して、見積り金額もだいぶ安くしてもらった。

当日中成約をしなくてもいいのはわかってたが、それ以上に2会場目でだいぶ疲れ切ってしまっていて、次の日に予定していた3、4つ目に行く気に全くなれなかったのもあって、ここに決めた。式場見学のあとで知ったんだが、だいたい式場を決めるときに訪れる式場の数は1.5会場らしい。1、2会場行って、どっちかに決める計算だが実際に行ってみたら、そんないくつも回れないよとは思った。

私の実家が奈良県で両親の出身が福岡で、遠方からくるのに午前だとせわしなさすぎるため、本当は午後からの挙式にしたかったけど午前中の挙式となった。結果的には8月という暑い時期だったので午後からのすでに気温が上がってる時間から式を挙げる形を取らなくてよかったのかなと思っている。


2019年7月22日追記

kimikimi714.hatenablog.com