わすれっぽいきみえ

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7日目: 本『インフラエンジニアの教科書』読んだ

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書

今年はアプリケーション周りではなくインフラ周りのお仕事もちょっと増えた。といっても私自身が「インフラエンジニアの仕事の範疇ってどういうものがあるんだ?」というのをわかってなくて買って読んだ。

この本は本当にインフラエンジニアとして走り始めたばかりくらいの人に向けた本。それなりにインフラエンジニアとして経験年数経ている人にとっては当たり前のことが載ってる印象を受けた。サーバの負荷分散とか構成とかネットワークトポロジーとかの話も載ってるが、どのサーバがどんなスペックでいくらの価格帯で売られてるかというスペック表が結構載ってる。アプリエンジニアも自分が使ってるサーバがいくらくらいするのかとかどんなスペックなのかとか考えることは大事なのでスペック表をあまり見たことがなかった私には新鮮だった。

個人的に読んでて楽しかったのは筐体の中に入ってる実際のディスクとかラックとかの写真が充実してることだった。ものをちゃんと見たことがないので、こういう機械でサービスが動いてるのかーと思って読むのが楽しかった。絵でこういうサーバがこんな線でつながっててーとかは見たことがあるが、写真で見れるのは機械の様子がイメージできて良いと思う。

本の分量もそんなに多くないので、細かくしっかり読む本ではなくて、ぱーっと読みきってしまうのが良いと思う。気が向いた時に「そういえば」と読み返すとちょっとした発見があるかもしれない。でも他の「○○の教科書」と同じで詳しいところに手を出すなら、別途参考書なり公式ドキュメントなりに手を出すことになると思う。

もう一個気になって買って読んだ『Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本』は明日レビューを書く。