わすれっぽいきみえ

みらいのじぶんにやさしくしてやる

結婚式準備の話(その3: 式を挙げるまで)

夏の日に屋外で人前式は厳しい
写真はイメージです

前回の続き。前回の記事は以下。

kimikimi714.hatenablog.com

個人的にはお花選びが一番楽しかった。ここは式場とは別のところにある直径の花屋のところまで赴いて花選びに行った。

正直なところ花は全く詳しくない。私達以外にも花には詳しくない人たちの応対をしてきただろうことから、花に詳しくなくても問題はなくて、私達が予定している式場で過去どういう飾り付けをしたのか写真をたくさん見せてもらって、一番イメージに近いものを選んだ。その際に葉っぱそのものに加工を加えることができると聞いたので、コログの模様を書いてほしいとお願いしたら快くやってもらえた。

ただこのお花がとてもお金がかかる。標準プランだけではカバーされない箇所が説明を受けていたとしても見積もりの時点ではわからないから、ある場所の花がないとどういう見た目になるのか、ここで改めて確認して頭を悩ませることになった。結局ここで「ケーキ前」、「装飾用」「ウェルカムボード」を足して、10万くらい上振れた。

ドレス選び

ドレスは困ったー。自分としてはドレスに特別思い入れはないと思っていたんだが、見積もりに書かれてたウェディングドレスとお色直し用のドレスの金額だと自分が着たいと思えるドレスがなくて結構お金がかさんだ。これは結婚式場のプランナーからも予め「たぶん増えますよ…」と話されていた。夫もタキシードを選ぶわけで、お互いにうんうん言いながら選ぶことになった。着てる間は楽しいんだがお金を見るとマジかぁと思った。ここで30万くらいプラスになることは他の人でも全然あると思う。

司会

ここは私たちの出会いとか生い立ちとかを話しながら、司会の人に何を話してもらうか決めてもらうヒアリングの時間だった。

私たち自身はごく普通の話をしているつもりでいたけども、結構パンチ効いた話をしていたらしく、司会の人が頭を抱えていた。まぁそんな顔しちゃダメでしょとは思ったけど、自分たちをよく見せようと少しはしたほうが良かったのかなと今なら思える。もう少し今後は自重しよう。

司会はプラン内だったので追加料金はなかった。

かけるBGMは初日の打ち合わせで言われたことから自分たちでいくつかかけてほしい曲があったので、そのCDを買ってきて式場に持っていって流してもらった。でも著作権の問題もあるので、どこまでやっていいのかはCDの種類や会場との打ち合わせの中で決めてほしい。このCDの分は当然式のプランに入ってないので追加でお金がかかることを考慮しておくといい。BGMはすべてを自分たちで選んだわけではなく、私たちでは知識もないし無理だなと思うところ*1はプランナーに選んでもらった。こだわりがないところはそれでも私たちには十分だった。

引き出物決め

ここもとても困った。カタログに書かれてる商品がとても多くて選ぶのが大変だった。そりゃ来てくれる人のために選ぶんだからちゃんと選ぼうと頑張るんだけど、誕生日ですら一人ずつ選んで買うのに、何十人分のプレゼント選ぶのはさすがに生まれて初めてなので頭がパンクした。しかも結構値段の幅が広くて1,000円から10,000円までピンキリだった。この辺はどういう人を自分が招待したのかによるので、近い友人とかはできる限り同じ商品になるようにしつつ、恩師らにはもう少しグレード高くなど人によって考え方が違うと思うので一概には言えない。

最終見積り

最後にこれに加えて、写真集、芳名帳、お車代、謝礼代、お金を包むための封筒、ガードル、白のハンカチ、靴下、友人のヘアメイク手配など諸々でさらに約30万かかった。

自分たちのときにかかった実際の金額はさすがに公開したくないが、どうやって見積もりを出して式場から送られてくる見積もりがあってるか計算するためと招待客の住所などをまとめるのに使ったシートを偽名に書き直して公開する。書きながら思い出したが、送るときの切手は手渡しで良ければ少しだけ浮く。返信用切手は貼ったほうが良い。相手の事情によっては渡すときに手渡しできても返信時点では手渡しできないこともあるためだ。

docs.google.com

このシートだと呼んでる人数が当日より圧倒的に少ないので実際の金額はもっとかかっているが、計算の方法はほぼ変えてない。単価は地味に変えてあるが、相場から大きくハズレないようにしているので参考にしてほしい。

当日の式

ここまで割とお金の話が多く当日までのキャッキャウフフな感じが一切なかったが、一応言っておくと本人たちは結構準備を楽しんでやってた。当日は自分の家から友だちからもらったぬいぐるみたちを持っていって式の入り口に飾っておき、BGMも好きなゲーム音楽をかけたりした。また暑い夏の日が続いていたのに、私たちの挙式日は奇跡的に朝がとても涼しくて過ごしやすい陽気だった。涼しいからといって曇り空というわけでもなく、よく晴れているのに涼しいいい日だった。私の地元が関西なので友達を東京まで呼ぶのに気候が地味に一番来にしていたので、これはとてもラッキーだったと思う。

しこんでおいたコログはビビるほど気づいてもらえなかったので友達の席を回るときにネタばらしして回った。本物のコログより隠れていた気がする。

おわりに

ぶっちゃけた話、工夫次第ではもっと安くできる。友達の話だと海外で挙式したほうが実は安くなるらしい。けど、それは調べてないのと友だちがあまり呼べなくなるのでやらなかった。あと安ければ何でもいいわけでもなく自分たちが一番求めるものに近いのを実現できるように、出しすぎて後悔することも惜しみすぎて後悔することもない金額を相談した上で挙式したほうがいい。

その最たる例がお花とドレスと引き出物、お車代だと思うし、実際ここは変に惜しむと後悔するポイントだったので割と夫と話して決めていた。

人によって金銭感覚も美的感覚も違うと思うので、何にお金をかけて、何を安くするか、決めるときは自分の目でちゃんと確かめてほしい。

*1:例えば人前式にかける曲はどれにするか。クリスチャンじゃないので教会音楽とか知らない。定番ソングに安室奈美恵とかあるけど、なんかそんな気分じゃなかった。